名古屋駅のユニバーサルデザインを考えるセミナー

名古屋駅のユニバーサルデザインを考えるセミナー

 福まち学会東海北陸支部主催、名古屋駅のユニバーサルデザインを考えるセミナーが開催されます。奮ってご参加下さい。

pdfセミナーチラシ

1.趣旨
 2027年開業予定のリニア中央新幹線により、名古屋駅はいま大きく変わろうとしています。今後の10年の取り組みが、100年、200年の東海地方の鉄道交通のあり方を決めると言っても過言でない歴史的な転換点にあります。
 一方、名古屋駅は構造の複雑さや乗り換えの利便性の悪さから「迷駅」と評されます。車いす利用者をはじめとする移動困難者にとっては、不便さはより顕著ですが、名古屋駅のバリアフリー基本構想は2003年に策定されて以来見直しがされないままです。
 従来のバリアフリー法の考え方では、事業者ごとに(駅舎等の建物ごとに)1つのバリアフリー経路を設ければよいとされていましたが、このままでは複数の 事業者が入り組む複合的な駅空間においては「迷駅」問題は解決できません。しかも交通機関の機能を維持しながら、既存の施設との調整を図ることは容易では ありません。
 本セミナーは、歴史的な大事業であり、今後ユニバーサルデザインの全国モデルとなり得る名古屋駅整備の課題解決のためのヒントを探ります。

2.日時:2015年11月15日(日) 13:30~16:00(開場 13:00)

3.場所:名古屋都市センター 14階 特別会議室  名古屋市中区金山町1-1-1金山南ビル内

4.参加費:無料

5.プログラム ※予定

  • 13:30~13:35 開会挨拶 磯部友彦(東海北陸支部長・中部大学)
  • 13:35~14:35 講演
    「名古屋駅の歴史的変遷と今後について(仮称)」
    磯部友彦氏(中部大学)
  • 14:35~14:50 休憩
  • 14:50~15:20 報告
    「障害当事者による『名駅大調査』について」
    近藤祐次氏(愛知TRY代表)
  • 15:20~15:50 意見交換
  • 15:50~16:00 閉会挨拶 荻野弘(東海北陸支部顧問・キクテック)

6.参加申込み方法
(1) 参加者の氏名、所属、会員種別(正会員、学生会員、法人会員、賛助会員、非会員)
(2) 連絡先の住所、電話番号、E-mailアドレス
(3) 情報保障の必要性(要約筆記、手話通訳、磁気ループ、同時通訳)
 ↓
以下の連絡先にメールあるいはFAXで11月10日(火)までにお申し込みください。(当日受付による参加も可)

7.申込み先
日本福祉のまちづくり学会東海北陸支部事務局
わだちコンピュータハウス内 担当:水谷、河村
Tel:052-841-9888  Fax:052-841-3788
E-mail:fukumachi-jimukyoku @ aju-cil.com


参考

▼10/11名駅大調査 (愛知県重度障害者団体連絡協議会 主催)
http://aju-cil.com/events/event/meieki2015/
http://mylifekariya.com/aichitrys.html

▼「名駅=“迷駅”大図解 」中日新聞サイト
http://chuplus.jp/static/index_all.php?param=nagoya_station

▼名古屋市 交通バリアフリー基本構想
http://www.city.nagoya.jp/…/cate…/53-10-2-3-0-0-0-0-0-0.html